筆者および本ブログについて
本ブログについて
本ブログ「福祉と生きる」では、生活の役に立つ福祉の知識を紹介することを目的にして運営しております。
日本では社会福祉が他の国よりも先進的に整備されているにも関わらず、それについて包括的な知識を得る場面がかなり乏しいと感じています。
例えば日本では、「怪我をしてしまって働くことができない」ということになっても、休職手当や保険などが充実していて、生活に困っても、「生きていくことができない」という状態にはなりません。
そもそも「何かしらの問題によって働くことができない」状態であり、身内も頼ることができない状態であっても、最後のセーフティとして「生活保護」があり、それ以外にも給料から天引して利用できる「健康保険」など色々な制度が整備されています。
しかし実際、それら利用するうえで「いくつもの壁」があると感じています。
本ブログでは、それらに対しての有益な情報をまとめ、少しでも皆さんの生活の質を向上させることができるように務めていきたいと考えています。
それに加えて、本ブログでは「福祉の専門家を目指す人」のためでもあると思っています。
そのため、「社会福祉士とはなにか」「精神保健福祉士とはなにか」「国家試験にはどのように勉強していけばいいか」などについても、包括的にまとめていき、多くの福祉の専門家を志す人たちにとっても、より良いサイトとなれるように寄与したいと考えています。
本ブログの筆者について
こちらのブログの管理・記事の執筆をさせてもらっている「寂あまどい」と申します。
筆者は障害福祉に関する現場で5年ほど勤めており、現在は地域活動支援センターという地域で暮らしている障害者を対象とした施設で精神保健福祉士として勤務しています。
現在は相談員としての勤務ですが、それまでは重度の障害者への介護勤務を3年つとめ、現在は相談員としては駆け出しながら、障害福祉の前線で勤務させて頂いております。
このように、福祉の現場としてはまだまだ新人の部類ではあるのですが、福祉の最前線にいる身として、「まだまだ福祉は情報の最適化がされていない」ということを感じることが多々あります。
このブログを作成するにあたって、色々な福祉を取り扱うホームページを確認しているのですが、意外にもその資源の少なさはとても深刻であると感じました。
インターネットが普及してからこれほどまでに時間が経過しても、福祉の現場では一向にそれが活用される転換期が見られないと強く感じています。
このブログがその環境に一石を投じる、そんな大仰なことをしたいとは思ってはいないのですが、少しでもその環境に変化が生じるように寄与したいと願っています。
このブログを御覧いただきたい方
本ブログは、福祉の情報を取り扱っているのですが、主に下記のような方々を対象とした記事を目的に作成していきたいと考えております。
・生活に困っておりまとめられた知識が必要な方
・家族や友だちに福祉制度が必要な人がいる方
・福祉の専門職を目指されている方
これらに少しでも当てはまった方がいれば、ぜひこのブログをご覧いただければと考えています。
勿論これは、少しでも多くの人に福祉の知識が浸透すればという考えからでもあるのですが、同時に「福祉を目指す人」へも見てもらいたいという気持ちを持っています。
実際、私は福祉の専門職として働くまで、実習や国家試験など色々な関門を多く経験していました。
その度にネットで情報を探したのですが、その情報量の少なさに驚いた経験があります。少しでも多くの人、特に同じ福祉の道を志す方々の役に立てるようなブログ作りをしていきたいと考えていますので、ぜひそのような方もご覧になっていただきたいブログを作っていきたいです。